朝桜 朔のメモ帳

本で得た知識のアウトプットや、日常生活で起こったことを書き込みます。

【労働者人口の47%が20年以内に消滅】AI化に強い職とその特徴とは?

 近年、「AIに仕事を取って代わられるのではないか」という懸念をよく耳にします。

 確かに、労働者人口のおよそ5割が10~20年以内に淘汰される確率が70%を超えているので、その見解は大方正しいものでしょう。

  そう考えると職を失う不安を抱えることは必然だと思いますが、AIや機械は全知全能の労働力とは言えないので、人間にしか出来ない仕事が存在するのも事実です。

 

 オックスフォード大学のオズボーン准教授が著した『雇用の未来ーコンピューター化によって仕事は失われるのかー』という論文では、702の職が機械化される確率が試算されています。

 ※702もの職の生存率の詳細を書く訳には行かないので、以下のリンクでご確認ください➡https://robo-school.net/future-of-employment-wayaku/

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 これらの機械に取って代わられる確率が低い職を見てみると、以下のような明確な法則性が可視化されてきます。

 

創造性が問われ、パターン化できない(不確実性の高い)仕事

 これは、言わずも知れた事実だと思います。

 AIはプログラムされた知的労働を得意としますが、内発的な創造に関しては、飛躍的な技術革新が見られない限り不可能に近いです。

ニーズでなく、ウォンツに応える仕事

 ※①を踏まえた上でのウォンツに応える仕事

 「レジ係」「銀行窓口業務」「データ入力作業」などのニーズに応える仕事は機械化される傾向にあり、その原因としては需要過多や正確性の高い機械のメリットなどが挙げられます。

 対して「作家」「芸術家」「YouTuber」などの不可欠でないが需要が多い仕事は、その不確実性からAI化は出来ず、将来性を孕んだ職と言えるでしょう。

 

例)作家、美術関連、技術者、デザイナー、研究者、学者、料理人、教師、修理工、カウンセラー、医療関係、アドバイザー、ガイド、編集者、人事管理、経営者、警察、探偵など

 

 就活生の方は、職業の将来性を指標に職を選んでみるのも良いかも知れません。指標の1つとして、この記事が役立つことを祈っています。