【忙しい人必見!】時間不足の意外な原因とその対処法
時間ギリギリの行動をするせいでミスが連発し、そのせいで仕事はうまく行かず、プライベートの時間まで切り崩す羽目になった…。
老若男女問わず、時間不足は現代人の普遍的な悩みです。
その時間不足は「労働時間」から来るものでしょうか?答えはNoです。
日本人は勤勉で長時間労働をこなしているイメージがありますが、実労働時間は減少傾向にあり、アメリカやロシアよりも少ないです。
むしろプライベートの時間は増えるはずなのに、なぜ「時間がない」と錯覚する人が多いのでしょうか?
時間不足の主な原因は、以下のようなものです。
原因① 「時間がない」という感覚こそが時間を奪っている
原因② 「ゴールコンフリクト」が時間を奪っている
原因③ 「マルチタスク」が時間を奪っている
原因① 「時間がない」という感覚こそが生産性を下げている
◉ポーランドのワルシャワ大学が行った研究によれば、「忙しい」と口に出す人ほど意識が過去や未来に向かい、目の前のやるべきことがこなせなくなるのだとか。
こうなると予定していた仕事は遅れ、本来は余るはずだった時間が無意味に浪費されていきます。
★ポイント 「忙しい」と口に出すのをやめる
原因② ゴールコンフリクトが生産性を下げている
ゴールコンフリクトとは、いくつもの仕事や目標がぶつかり合っている状態のことを言います。例えば、近日に納期が迫っている仕事を片付けたいのに、早めに帰って子供の世話もしなければ…なんていうのがいい例です。
心理学の世界では、このゴールコンフリクトこそが「時間不足」の感覚を生み出す原因だと言われています。
★ポイント 仕事をする前に目標を立て、その目標同士がぶつかり合わないように設定する
原因③ マルチタスクが生産性を下げている
普段、こんなことをしていないでしょうか…?
テレビを見ながらゲームをする、Twitterを見ながら勉強をする、音楽を聴きながら仕事をする…。
これらは全てマルチタスクです。
そもそも「マルチタスク」とは、同じ脳の部位を使う作業を複数、同時並行して行うことを言い、以下のようなデメリットが挙げられます。
・生産性を40%落とす
・ミスが起きる確率が50%上がる
⇒仕事時間が1.5倍に
★ポイント 作業の同時並行はなるべく避ける