朝桜 朔のメモ帳

本で得た知識のアウトプットや、日常生活で起こったことを書き込みます。

【恋人欲しい卒業生必見!】魅力を感じさせ、注目を集める方法【悪用厳禁!】

今週のお題「卒業」

 

 

 卒業に際して、「進学先では彼女をGETしてやるぜ!」と意気込んでいる人も少なくないでしょう。僕もそのうちの一人でした。

 ところが、いざ進学して気になる女の子がいたとしても、「自分って、魅力的に映っているのかな」と、不安になってしまうことも。

 誰にも一度はあることです。

 なので、まずは知っていればその場で試せる「魅力的になる方法」を解説します。

 

①やはり高身長は武器?

 身長が低い人を落胆させるようなものですが、高身長であるほどリーダー格のポジションに就きやすいことや、権威があるように見えるということが実験で判っています。

 人は権威のあるものを無条件で信用してしまうバイアスすらありますから、高身長の人がモテるのは必然です。

 しかし、男女で身長の差が少ないほど、長期的な関係に発展しやすかったというデータもあるので、高身長が必ずしも「武器」になり得るのかは賛否が分かれます。

 

②話すときは「低い声」を心がける!

 権威効果に付随するような内容ですが、低い声であるほど相手に安心感を与えられるのだとか。別の研究では、低い声であるほど昇進しやすい傾向にもあったそうです。

 

③話す速度を使い分ける!

 ・相手が知り得る情報⇒ゆっくり話す

 ・相手が知り得ない新しい情報⇒早口で話す

 →脳は新しい情報に対して懐疑的な思考をしやすいので、批判の余地を与えない為に早く話す

 

④話に間を挟む

 会話の途中に予期しない空白が生まれたら、誰だって不安に感じるはずです。(かなり無自覚な人のほうが多い)

 その不安を巧みに利用すれば、自信があるような印象を与えられるというのも研究で判っています。

 

⑤語尾のイントネーションを下げる

 話し始める時はイントネーションを上げ、語尾のイントネーションを下げる。これだけで説得しやすくなるのだとか。

 

⑥鼻呼吸

 人は無意識のうちに、相手の呼吸に注目しているらしい。

 口呼吸の人は、落ち着かない、緊張しているような印象を与えるのに対し、鼻呼吸の人は自信があるような印象を与えられます。

 

〈まとめ〉

◉高身長、低い声⇒権威効果を発揮しやすい

◉話に間を挟む、鼻呼吸⇒自信があるように見える

◉相手が知り得ない情報は早口、語尾のイントネーションを下げる⇒説得しやすくなる

 

【卒業生男子必見!】進学先で彼女をGETするための【恋愛心理学】

今週のお題「卒業」

 

 卒業に際して、「進学先では彼女をGETしてやるぜ!」と意気込んでる人も少なくないと思う。経験上、僕もそんな時期があった。

 ということで、進学先で使える恋愛心理学を紹介したいと思う。

 

〈ポイント〉気になる娘の射程圏内に入りたければ、誠実生やIQ、ユーモアを磨け!

 気になる娘を振り向かせる為に必要なスキルや条件を想像すると、大体以下のようなものが条件として浮かぶ。

 

 ・高身長

 ・高学歴

 ・高収入

 

 結論から言うと、上記のような条件を満たさない男性でも恋人はできる。

 逆に考えて欲しい。「低身長」でも彼女がいる人が居れば、「低学歴」な男でも彼女が居る場合もある。

 「低身長」「低学歴」「低収入」だからと言って、この世の終わりのような顔をする必要はない。事実、「女子が抱く男性の理想像」の実際と我々の想像とでは、かなりかけ離れていたりもする。

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 では、どんな条件が満たされていればモテるのか。それに関してはオーストラリア大学が383名の男女を対象に「魅力を感じる異性」について研究している。

 

 1)親切さ(誠実生)

 2)IQの高さ

 ※認知能力であり、学歴ではない

 3)楽しい性格(ユーモア)

 4)おおらかさ

 5)健康さ

 6)肉体的魅力

 7)創造性

 8)子供が欲しいかについての意見の合致

 9)収入

 10)学歴

 

 ここで判るのが、求められていると思っていた条件が6位以下ということ。上位5つの条件は努力すれば叶うものであり、希望が見えてくることかと思う。

 

 ①誠実生(親切さ)

 よく、「イケメンだけど良くない性格の男」VS「イケメンではないが性格が良い男」の二項対立を耳にするが、長期的な関係を望むのであれば後者が圧倒的に優位だ

 実験によると、出会って三ヶ月以内ならば「性格の悪いイケメン」の方が優位に働くのだが、三ヶ月以上立つと「性格が良い人(誠実生の高い人)」の方が優位になるというデータが出ている。

 

 ②IQ

 IQは進化心理学の観点からも重要視されている。IQとは人間の認知能力の平均を100として計測したものだが、一番モテるIQの層は120付近だった(全体人口の10%未満)

 120を超えてしまうとモテ度は下がる傾向にあったので、IQテストのようなもので自身のIQを知ってからIQを高める必要がある。

 

 ③ユーモア

 楽しい性格な人と一緒に居て楽しいのは当然だが、ユーモアは進化心理学の観点からも重要視されている。

 ユーモアということは、物事を多方面から見定める力があるということ。この力がある人ほど生存率が高く、本能的に魅力を感じるように出来ているのだとか。

 

〈まとめ〉

◉長期的な関係を築きたければ、親切さを武器に戦え!

◉学歴、高収入、高身長は必要ない!

⇒必要なのは誠実生、IQ、ユーモアなど、努力で手に入るもの!

 

★次回、「モテるための環境づくり」

【仕事の達成率を上げる】人間関係における感情のコントロール法【感情のトリセツ】

 感情を偽って接さなければならないような人間関係には、メリットがない。以前、イスラエルで行われた研究を基にそのロジックを紹介した。

 ➡https://artistchiaki.hatenablog.com/entry/2020/02/29/182711

 

 上記の記事に似た文献になるが、1983年に行われた研究(キャビンアテンダントの感情の偽りと健康状態の相関を調査したもの)では以下のことが判った。

 ①感情、キャラクターを偽る傾向が強い人ほど病気に罹りやすかった

 ②感情を偽る傾向の強い人ほど、腰痛、肩こり、頭痛、不眠の症状が強く現れた

 ③ビジネスや交渉の場でも、キャラクターを偽った人のほうが成功率が低かった

 

 キャラクターや感情を偽るほど、心身ともにダメージが大きいのは上記の通りである。我々にとって、「ビジネス、交渉の場」を円滑にするために感情を偽るのが常であるが、それがかえって交渉の成功率を下げているというのは意外だっただろう。

 

 感情を偽ることのデメリットを講じられたところで、経営者にならない限りは、感情を偽らなければ仕事にならない。

 感情を偽らずに仕事を円滑に薦める方法は無いかも知れないが、感情を偽ってもダメージが少なく済み、むしろ仕事の達成率が上がる方法はある。

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アリゾナ大学が多岐にわたる職業(飲食業、クリエイター、建設業…etc)に務める2500名の労働者を対象に行なった研究で、被験者の感情コントロールの方法を分析した結果、感情の偽り方に2つのパターンがあることが判った。

 

 ①浅い演技…感情はコントロールしないが、表面だけ取り繕う偽り方

例)嫌な上司に対してムカついているが、表面上だけは笑顔を取り繕う

 ②深い演技…目の前の物事を再解釈する方法

例)上司から嫌味っぽい叱られ方をしても、上司の心境などを論理的に分析する

 

⇒2つの感情の使い分けの方法で、更に4つのパターンに分かれた。

 1.ほとんどキャラクターや感情を偽らない人

 2.基本的に感情やキャラクターは偽らないが、浅い演技、深い演技を使い分ける人

 3.ほとんど深い演技をする人

 4.浅い演技、深い演技の両方をかなりの頻度で使う人

 

 2.と4.で挙げたような、両方の演技を使い分けるパターンの人は、自分の印象を良くしようとする人や相手から利益を引き出そうとする人など、マキャベリズム傾向の強い人に多かった。

 これらの人は常に自律神経系が興奮状態になりやすいため、心身ともにダメージが大きかった。

 

 対して、3.のようなほとんど深い演技をする人は、利害に関係なく、相手との関係を良くしようとする人に多かった。

深い演技をする人は会社、コミュニティーから支援を受けやうい傾向にあり、その結果として仕事の達成率が高かったらしい。

 

 〈まとめ〉

仕事の達成率を挙げ、人間関係のストレスを減らすには深い演技をする

→相手の感情や言っていることを論理的に分析する

 

 

 

【1.5倍速】習慣化を誰よりもスピーディーにする【習慣化の法則】

 それが勉強であれ、運動であれ、習慣化を試みて挫折した経験を持ち合わせてはいないだろうか。

 朝の筋トレ、問題集見開き2ページ分の勉強、デッサン、ウォーキング…

 僕自身、習慣化しようとして味わった挫折は枚挙にいとまがない(笑)

 

 そんな悲劇を繰り返さないためにも、習慣化したいことは朝起きてすぐに執り行うべきだろう。

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2017年にニース・ソフィア・アンティポリス大学で行われた研究で、48名の学生を

 ①朝15分のストレッチをしたグループ

 ②夜15分のストレッチをしてもらったグループ

の2つのグループに分けた結果、①のグループがストレッチの習慣化にかかった時間が105日なのに対し、②のグループは習慣化に154日かかっていた。

 

 上記の結果から分かる通り、朝起きてすぐ習慣化したい行動を取れば、1.5倍速で習慣化ができる。

 ここでポイントになるのが、「朝早い時間」ではなく「朝起きてすぐ」に執り行うことだ。その理由は、コルチゾールの分泌にある。

 

 人の脳は目覚める時、大量のコルチゾールを分泌させる。

 コルチゾールの濃度に比例して脳は覚醒へと向かい、目の前の物事に最大限適応できるようなシステムになっているのだとか。

 

 自己啓発本のような締め方にはなってしまうが、僕はこの習慣化のロジックを理解してからはヲタ芸練習とスクワット100回を毎朝の習慣にできるようになった。

 これを読むあなたも是非、習慣化したいことを目覚めとともにやってみてはいかがだろうか。

【後悔を引きずりたくない人必見】人が引きずりやすい後悔とその対処法

 後悔を「未練」として引きずってしまっている人は少なくないだろう。

 

 ――「あの書類、先にチェックしておけばよかった…」

 などの日常的な後悔から、

 ――「若い頃にやりたいことに挑戦しておくんだった…」

 なんて、悲壮感に満ちた後悔も。

 

 結論から言うと、後者のような「やりたいことをやっておくべきだった」というような「理想への後悔」ほど、引きずりやすいことが分かっている。

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コーネル大学のトーマス=ギロビッチ氏が行った研究では、後悔のパターンを二つに分類し、それぞれの分析が行われている。

 

 ①理想への後悔…冒頭で挙げた「やりたいことをやっておけば…」のような「夢」の実現などが出来なかったことへの後悔

 

 ②義務への後悔…宿題や仕事など、誰かから課された義務への後悔。外発的動機への後悔

 

 研究結果で分かったことは、以下の通りだ。

 ・実験参加者がリストアップした「後悔」のうち、半分以上が①理想への後悔で埋め尽くされていた

 ・実験参加者に人生で最も後悔したことを聞くと、実に76%もの人の後悔が①理想への後悔だった

 

 もうお分かりだろう。

 これを読んでいるあなたも、「義務」に対する後悔(宿題を忘れた…など)は日を追うごとに薄れて行った…なんていう経験はあるだろう。

 しかしながら、「理想」への後悔は取り戻せない上に、薄れることはない。結果として晩年に後悔することとなる。

 

 すでに手垢のついた言葉かも知れないが、後悔を引きずりたくないのならやりたいことをやるべきだろう。

「判断ミスを減らすには?」コロンビア大学が証明した【リスク回避の法則】

 人生、誰しもが失敗体験を持つ。

 

 ――「あの時、いつものお惣菜を買っていれば…」

 なんていう日常的な失敗体験から、

 ――「あの時、憧れの先輩に告白していれば…」

 という重大な決断での失敗など、千差万別だろう。

 

 解決策として、判断対象がハイリスクなのかローリスクなのかを考えて行動してあげることが鍵だ。

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コロンビア大学が2018年に行った研究で

 「友人へのプレゼント」や「結婚」に関する決断や、日常的な「決断」への優先順位などを調べ、被験者の意思決定の方法を導き出す調査がされた。

 その結果、二つの決断パターンが導き出された。

 

 ①アクション型…即断即決、環境の変化に応じてスピーディーに決断できるタイプ。

 

 ②アセスメント型…決断における完璧主義。よく分析してから決断するタイプで、優柔不断な人がやりがち。

 

 この二つのタイプは一長一短であり、どちらのほうが良い、悪いということはない。

 重要なのは、冒頭で述べた通り、「判断対象がローリスクなのかハイリスクなのか」を考え、二つのタイプを使い分けることにある。

 

 ①のアクション型であれば、環境に応じて即断即決が得意だ。そういうタイプは日常的なリスクの少ない決断が得意だ。

 冒頭の例に挙げた「お惣菜を買っておけば…」なんて後悔を産まないようにするには、アクション型の決断をすべきだろう。

 

 一方で②のアセスメント型は「分析して決断する」という特性上、ハイリスクな決断が得意だ。

 冒頭の「憧れの先輩に告白していれば…」なんて後悔をしないためにはアセスメント型だろう。(分析して決断したから告白しなかったのかも…?)

 

 

  恋愛への決断然り、仕事や宿題への決断然り、人は誰しも「引きずってしまう後悔」を持っているものだ。

 次回は、「引きずってしまう後悔をなくす方法」について触れていきたいと思う。

【40%の生産性を下げている】誰もがやっている朝の意外な習慣

 「一日の生産性を上げたい」というのは、老若男女問わず抱える課題だろう。

 ところが、「上げたい」と願っているはずの生産性を下げるような行為を、我々は無意識のうちにしてしまっている。

 結論から言うと、無意識のうちに生産性を下げてしまっている行為とは【メールチェック】である。

 

ブリティッシュコロンビア大学の研究によると、メールチェックの作業が多ければ多いほど【ストレスを増加させる】というのだ。

 この研究では、被験者を

 ①いつもどおりメールチェックをさせたグループ

 ②メールチェックを一日3回までに制限したグループ

 の二つのグループに分けたのだが、②メールチェックを一日3回までに制限したグループは生産性が上がり、仕事に対する緊張感が減ったそうだ。

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 メールチェックが生産性を下げることには根本的な原因がある。それは、【メールチェック=マルチタスクだということ。

 マルチタスクとは、同時にいろいろな作業をこなしている状態の事を言う。耳障りだけは良いこのマルチタスクだが、脳への負荷が最終的に生産性を下げている。

 

マルチタスクが引き起こす悲劇〉

・生産性が40%落ちる

・作業ミスの割合が50%増える

⇒無駄な仕事が1.5倍増える→残業時間が増える

IQが15ポイント低下する=タバコや大麻摂取時の3倍IQが落ちる

・幸福度が低迷する

 

 以上のことからも、メールチェックのみならず、同時並行の作業はやめておくに越したことはないだろう。

 特に朝のマルチタスクは禁物だ。なぜなら、起床後の4時間は昼や夜と比べ、3~4倍も生産性が高まる時間であるということが研究で分かっている為だ。

 生産性が高まっている時間を無駄にしてしまうのか、マルチタスクを極限まで減らして有効活用するのか…。

 残業云々の話題がここ最近飛び交うが、残業時間を極力減らしたいのであれば、起床後の4時間をいかに有効に使うかにかかっているのではないだろうか。